A SHORT FILM FOR LOOPWHEELER 10TH ANNIVERSARY

ワークウエアやユニフォームの機能やディテールをデザインソースとして、日常に馴染むウエアをつくるMHL.と、「世界一、正統なスウェットシャツ」を標榜するLOOPWHEELERとの取り組みが2024年で10周年を迎える。

LOOPWHEELERの創業者である鈴木 諭氏と、MHL.との10年という歩みを過去のアーカイブと共に振り返りながら交わされた言葉は、互いのものづくりへの理解や、ワークウエアの新たな在り方、そしていつの時代もワークウエアに求められてきた普遍的な機能性が語られている。

「私達はファッションというよりスタイルをつくるブランドなので、マーガレットさんの職人的な本質をかみ砕いて、ものづくりに反映させる。互いに職人気質という意味でとても親和性が高いコラボレーションじゃないかな。スウェットは汚れても洗えて、多少の摩擦でも穴が開かないから、保温性、耐久性のある日常に近い仕事着だと思うんですよね。私達が作ったものを着ると仕事モードのスイッチが入るっていうのは、すごく嬉しいですね」

─ LOOPWHEELER 創業者 鈴木 諭

時代とともに変化する
スウェットウエアの可能性

スポーツウエアとして誕生したスウェットウエア。時代が変わり素材の質もアップデートされる中で、その可能性は大きく広がった。吊り編み機で編まれたLOOPWHEELER FOR MHL.のスウェットウエアは、ソフトな着心地で動きやすく、タフなつくりによって日常からハードなシーンまで幅広くフィットする。年齢や国籍を異にする5名の多様なワークスタイル。

キャサリン・アーンショー
HOMECOMING Vegan Baked Goods/焼き菓子職人

日本で生まれ育ち、23歳で渡米。アメリカで環境問題や動物愛護に関心を抱くようになりヴィーガンに。「HOMECOMING VEGAN BAKED GOODS」としてオールヴィーガンの焼き菓子を作り、販売している。

ジェームス・ディアン
J.D. Cycle Tech/フレームビルダー

アメリカ・カリフォルニア州生まれ、アリゾナ州育ちで2016年に日本へ単身移住。「九十九サイクルスポーツ」で田辺昭夫氏に学んだ後、自身の「J.D. Cycle Tech」をオープン。オリジナルのフレームを作りながら、“街の自転車屋”としてパンク修理なども行う。

武内 舞子
KOMA/家具職人

東京の家具職人集団「KOMA」で代表の松岡 茂樹氏に師事。椅子部門の一番弟子として現場の作業に従事しつつ、生産管理や部下のマネージメントまで多岐に及ぶ職務でその能力を発揮している。

吉澤 成友
YOUR SONG IS GOOD/音楽家・イラストレーター

インストゥルメンタルバンド「YOUR SONG IS GOOD」のギターを担当するとともに「THE DEKITS」、「yamomo」、「Masatomo Yoshizawa, XTAL」など、幅広く活躍する。雑誌、アパレル、音楽などの分野でイラストを描く。

金子 裕亮
DAMKY-signs /サインペインター

手描きの看板屋として、飲食、アパレル、あらゆる店舗のロゴデザインからペイント、CDジャケットや、雑誌、広告のデザインまで、その活動は多岐に渡る。

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