MHL. HIGH SUMMER 2023

MHL. HIGH SUMMER 2023

1 JUNE, 2023

MHL. HIGH SUMMER

柑橘系の明るい差し色とスモーキーなニュアンスカラーが目をひく、2023年のMHL.ハイサマーコレクション。MHL.のカラーリングは、植物や食物など、自然界に存在するものからインスパイアされています。中でもハイサマーシーズンは、陽射しに負けない明るめの色味がキーカラー。色鮮やかなライムのようなZEST(ゼスト)、小花の色味からきているWASHED HEATHER(ウォッシュドヘザー)が差し色に。一方、シーズンを通して取り入れているのがニュアンスカラー。カーキやグレー系をはじめ、例えば同じ白でも真っ白ではない、どこかスモーキーなチョークなどもMHL.らしいカラーリング。そんなインパクトのあるカラーやディテールがキャラクターのMHL.ならではのコレクションです。

  • ブランドロゴをヒントに、かすれた印象を加えてアップデート。
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  • コットンナイロンの新素材で作られた軽量タイプのショーツ。
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  • シンプルなデザインで一日中履いても疲れない、大人のビーサン。
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  • 目的に応じて形を変える、機能的なデザインが魅力。
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  • 柑橘系の明るい差し色とスモーキーなニュアンスカラーがMHL.の夏の色。
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  • ミリタリースタイルのトラウザーズはドライタッチで涼やかに。
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  • ワークウエアからインスパイアされたMHL.らしいタフなドレス。
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  • コントラストがユニーク、“育てる”レザーシリーズ。
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  • 着るほどにニュアンスが出る、ディテールにこだわった夏シャツ。
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PHOTOGRAPHER: KEITA GOTO
TEXT: CHIZURU ATSUTA

ブランドロゴをヒントに、かすれた印象を加えてアップデート。

ブランドロゴに見られる自然なかすれ具合やまっすぐではないアウトラインをヒントに、ブロックプリントで表現したTシャツ。空紡糸と呼ばれる空気圧によって繊維が撚られている糸を使用、適度なボリューム感とドライでナチュラルな風合いを併せ持っています。また、プリントにニュアンスをつけるため、仕上げに製品洗いを施し、生地により馴染むような工夫も。リラックスしたシルエットと、コンパクトな袖丈のバランスによってプリントが引き立ち、一枚で着たくなるTシャツです。

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コットンナイロンの新素材で作られた軽量タイプのショーツ。

「カベ撚り」という方法で撚糸した糸を使用したウェザークロスは、綿のしなやかさにナイロンの軽さを併せ持ったこだわりの素材です。ナイロン糸にはリサイクルナイロンを使用し、環境負荷の少ない素材選びもしています。ミリタリーをベースに、ワイドなシルエットと脇線がないシームレス仕様にしているのもポイントで、ショーツ以外にトラウザーズもラインナップ。シンプルながらショーツのボリュームでトータルのコーディネートがしやすいように設計されています。

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シンプルなデザインで一日中履いても疲れない、大人のビーサン。

夏に欠かせない、スタンダードなビーチサンダル。今シーズンは、台の部分を合成ゴムから天然ゴムにアップデートしました。天然ゴムは、足への吸い付きがよく、くっつくような履き心地と一日中履いても疲れないクッション性が特徴で、履くうちにその人の足にも馴染んでいきます。カラーは2色展開で、BLACKはゴムに染料を入れて染めていますが、NATURALは染料を使用せず、天然のゴム本来の色味を生かした環境にも優しいカラーリング。カジュアル過ぎず、大人のリラックス感を楽しめる一足です。

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目的に応じて形を変える、機能的なデザインが魅力。

特殊なナイロン糸を使用したタッサー(ヨコ畝が特徴的な平織物)に、洗いをかけ、撥水の加工を施すことでカジュアルな表情と軽さを持った素材。マチの付いたシンプルなタテ型のトートバッグは、肩がけと手持ちの2種類の持ち手を付けた新たなデザインです。バッグ以外にも同素材で、金属アジャスターを使用してサイズ調整が可能なハットも。頭のサイズにこだわらずに被ることが可能。使い手のサイズや用途に合わせて、見た目も変化する機能性とデザイン性を兼ね備えたシリーズです。

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柑橘系の明るい差し色とスモーキーなニュアンスカラーがMHL.の夏の色。

MHL.のカラーリングは、植物や食物など、自然界に存在するものからインスパイアされています。中でもハイサマーシーズンは、陽射しに負けない明るめの色味がキーカラー。今季は色鮮やかなライムのようなZEST(ゼスト)、小花の色味からきているWASHED HEATHER(ウォッシュドヘザー)が差し色に。一方、シーズンを通して取り入れているのがニュアンスカラー。カーキやグレー系をはじめ、例えば同じ白でも真っ白ではない、どこかスモーキーなチョークなどもMHL.らしいカラーリングです。

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ミリタリースタイルのトラウザーズはドライタッチで涼やかに。

高密度に打ち込んだポプリンは、手揉み風の洗い加工を施すことで生地の風合いは残しつつも、表情が出るように作っています。また、高密度綿は重くなりがちですが、このトラウザーズは軽さもあって、夏に嬉しいドライなタッチ。フロントの２タックや、ボタンでアジャストできるサイドの仕様、パッチポケットなど、ヴィンテージのミリタリートラウザーズの要素を散りばめながらも、日常使いできるようディテールをアレンジしています。

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ワークウエアからインスパイアされたMHL.らしいタフなドレス。

動いたときの軽快さにこだわり、ゆとりあるフィット感とドライタッチの素材感がマッチした、暑い夏にもストレスフリーで着られるドレス。アイコンである三角マチと太い前立て、大きな2つのボタンがキャラクターを際立たせています。ワークウエアがインスピレーション源となったこのドレスは、シャツをそのまま長くしたようなシルエットに大きなポケットが付き、タフな印象に。カラーはブルーベリーとタンの2色展開。ディテールを散りばめ、機能性も重視しています。

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コントラストがユニーク、“育てる”レザーシリーズ。

“コントラストレザー”という、顔料を吹き付けた表面と下地の色を活かした裏面の表情が違うレザーは、その名の通り、二枚の貼り合わせでなく、一枚で裏表のコントラストがあり、MHL.らしいキャラクターのアイテムです。タンニンで鞣したヌメの下地を薄い茶系に染色し、表面に顔料を吹き付けた「丘染め」という手法で染色した牛革を使用。ハリ感があってしっかりしているのも特徴ですが、使い込むうちに馴染んでいき、使い手によって変わっていきます。そんな“育てる”感覚で長く楽しめるのが魅力。

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着るほどにニュアンスが出る、ディテールにこだわった夏シャツ。

ヴィンテージのワークシャツをベースにデザイン、洗濯してもよれることなく、むしろ膨らみが出て風合いが変わってくるタフなシャツ。一見無地に見えるベース部分は、オフホワイトとグレーの微妙な濃淡の2種類のストライプで構成されています。メンズは、ボタンを少しサイドにずらして配置した独特なフロントディテールがポイント。ポケットのないシンプルなデザインながらも、ワイドな前立て巾やボタンサイズなど、さり気ないアクセントが特徴のウィメンズも展開。共に着込むうちに味わいが増していく一枚です。

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