MHL. CORDUROY
タフさとやわらかさと光沢の⻩⾦⽐

マーガレット・ハウエルにとって、⽣地はすべてのはじまりであり、インスピレーションです。
⽣地から⾊が選ばれ、服のかたちが決められていく。
そうしたプロセスやストーリーを知ることで、⼀着への愛着はいっそう深くなります。

英国の空気感を含んだ
ブリスベンモスの生地

フランネル、リネン、そしてコーデュロイの3種類は、ブランドを形づくるのになくてはならないもの。イギリスの織物業者がルイ14世に献上したのがコーデュロイの起源と⾔われています。畝による凹凸が空気を含み、保温性に優れた秋冬の代表的なファブリック。かつてフランスの宮廷では、このコーデュロイが制服に使われていたそう。19世紀以降はイギリスの上流階級が余暇の狩猟時に愛着するなど、その⽤途は少しずつ変わっていくものの、品格をもったワークウエアとしての存在意義は私たちも受け継いでいます。なめらかな肌ざわり、美しい光沢、シルエットを構築するハリ。どこをとっても惜しみなく時間をかけた、丁寧な仕事ぶり、クオリティの高さが感じられます。マーガレット・ハウエルが信頼を寄せる、ブリスベンモス社のコーデュロイの特徴です。

WOMEN MHL. HEAVY CORDUROY JACKET ¥ 57,200 (税込)
MEN MHL. HEAVY CORDUROY JACKET ¥ 57,200 (税込)

ブリスベンモス社は、1858年にイギリスのヨークシャー州で創業された⽼舗の⽣地メーカー。ドリルやキャンバスといった織り⽬の際⽴ったコットンが有名で、コーデュロイもその美しい畝に定評があります。等間隔のリブで挟んだ⽣地表⾯をカットとした際に出る光沢や、しっとりとした⾵合いは⽷本来の質の⾼さによるもの。やわらかさと共存するタフさをMHL.は⼤切にしていて、ずっと使い続けています。⼀番のこだわりはWaleと呼ばれる1インチ内の畝の本数で、MHL.では8Waleという無⾻な太さを選んでいて、また仕上げの際にはしっかりと洗いを施してパッカリングを出し、ワークな⾵合いを表現しています。1950年代のアーミーウエアをベースにMHL.らしくモダンに仕上げたボトムスも同様にラインナップしました。

スタッフが愛用している
コーデュロイのトラウザーズ

このコーデュロイは、穿き始めてから10年が経ちました。⼀⾒、ナチュラルな顔⽴ちに⾒えるボトムスだからこそ、素材の持ち味を引き出し、つくりにこだわって仕上げる。そして経年変化で魅⼒を出していく。ブリスベンモスを使い続けるMHL.のコーデュロイは、⻑く穿きこんでいく過程を楽しむことができるのです。また、⾃宅で⼿洗いできるのもメリット。洗い後や着⽤後に表情が気になるときはブラッシングでケアしましょう。倒れた繊維を起こすように畝を整えることで、やわらかさとラフな⾵合いのバランスをいつまでも保つことができます。

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PHOTOGRAPHER: KAZUKI NAGAYAMA
WRITER: MASAYUKI OZAWA

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